家族葬とは?今、選ばれる理由と後悔しないためのポイント

■ 家族葬とは?

「家族葬(かぞくそう)」とは、親族やごく親しい友人・知人のみで執り行う少人数のお葬式のことです。
一般的な葬儀では、会社関係・ご近所・友人など多くの方が参列する「一般葬」と呼ばれる形式が主流でしたが、近年はこの「家族葬」を選ぶ方が非常に増えています。

家族葬の参列者数は、おおよそ10名~30名ほどが目安です。
火葬・通夜・告別式といった流れは一般葬と変わらず、式の規模や招く人を限定することで、静かであたたかな時間の中、故人としっかり向き合えるお別れが可能になります。


■ 家族葬が選ばれる理由

1. 本当に大切な人だけで、ゆっくりとお別れができる

忙しい中で多くの参列者に気を使いながら進行する一般葬に比べて、家族葬は落ち着いて故人と向き合える時間があります。
「最期は家族だけで静かに送りたい」「バタバタせず心を込めたお別れをしたい」と希望される方が増えています。

2. 葬儀費用を抑えやすい

一般葬に比べて会場も小規模で、料理や返礼品も人数分で済むため、全体の費用が抑えやすいのも大きな特徴です。


3. 故人の意向や家族のライフスタイルに合わせやすい

「派手なことは望んでいない」「子どもが遠方に住んでいて、簡素に済ませたい」というご希望に対して、柔軟に対応できるのが家族葬です。

4. 時代に合った新しい葬送のかたち

近年はコロナ禍の影響で、人を招くことへの配慮も求められるようになりました。
さらに核家族化・地域との関係の希薄化もあり、葬儀の形式はより「家族中心」へと移行しています。


■ 家族葬の流れと内容

家族葬の流れは、基本的に一般的な葬儀と変わりません。

  1. ご逝去

  2. ご安置・打ち合わせ

  3. 納棺

  4. 火葬

  5. 通夜

  6. 葬儀・告別式

  7. 初七日法要(葬儀・告別式後に行います)

違いは「参列者の人数と範囲」にあります。
香典、供花、弔電などの受け取り方針も、ご家族で話し合って決めておくとスムーズです。


■ 家族葬の注意点

● 訃報を伝えないことで、後から不満が出ることも

家族葬にしたことで、「知らせてほしかった」「最後に顔を見たかった」と後から言われてしまうケースもあります。
後日あいさつ状を出す、法要の案内をするなど、関係性に応じた配慮が必要です。

● 供花・香典辞退の意向は事前に明確に

「身内だけで済ませます」「香典はご辞退申し上げます」など、丁寧な言葉で伝えることでトラブルを防げます。
不明点があれば、葬儀社が文面のサポートもいたします。


■ 家族葬を考えるときに大切なこと

家族葬は、故人の思い・ご家族の事情・ご予算に応じて、一つひとつ形を変えられる柔軟なお葬式です。
その反面、選択肢が多く「何を決めておけばいいの?」「後悔しないためには?」と迷われる方も多くいらっしゃいます。

桜田造花店では、事前相談を通してお客様のご希望やご不安を丁寧に伺いながら、最適なプランをご提案いたします。


■ 家族葬のご相談は桜田造花店へ

私たちは、青森県十和田市を中心に、地域に根ざした葬儀社として100年近くの歴史を歩んでまいりました。
「家族だけで静かに送ってあげたい」
「費用も内容も無理のないようにしたい」
そんな皆様の想いに寄り添う家族葬をお手伝いしております。

見学・資料請求・費用シミュレーションなど、いつでもお気軽にお問い合わせください。

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